富士酸素工業は2022年に創業100周年を迎えました。
お客さまや取引先パートナー、地域の皆様の多大なるご支援のおかげです。
心より感謝申し上げます。
この100周年という節目を機に、私たちは新たに「プロミス」を策定いたしました。
これまで100年続けてこられた理由を見つめ直し、さらに次の100年、大きく変化し続ける時代の中で私たちが存在する意味を見出し、
ステークホルダーの皆様や地域社会にどう貢献していくのかを明確にしたい。
そんな思いから、社員と共に考え、言葉にまとめ、これを実践していくことのお約束としてプロミスと名付けました。
私たちはこのプロミスのもと、ガスをはじめ気体を扱っていく事業者として、持続可能でクリーンな社会づくりに貢献していきます。
また、経験と信頼を活かして、地域の産業界とともに、これからの世の中に求められる新たなサービスやよりよい地域社会を共創・実現していきます。
地域の中で必要とされ続ける存在であるために。
私たちはこれからも挑戦を続けてまいります。
100周年とその先を見据え、立ち上げられたプロミス策定プロジェクト。全社員の中から部門・職種・役職を横断した代表プロジェクトメンバー15名が集まり、6回にわたるワークショップを実施。半年の時間をかけて最終的なプロミスの言葉がつくりあげられました。
ブランドや未来について考え、対話することに慣れてはいませんでしたが、だからこそありきたりの正解を探すようなことはせず、自分たちの中にある大切にしてきた気持ちや、実現したいとワクワクできるものは何か、をじっくりとみつめながら、カタチにしていきました。
実現したら心から嬉しいと思える未来像を絵に描き出してみる。
これからも大切にしたい富士酸素工業らしさや必要となる強み、共通の価値観は何か。
またプロジェクトメンバーが社外の取引先や地域のお客様、パートナーにもお話を伺い、そうした声に真摯に耳を傾けながら。何度も対話し、自分たちらしい言葉をさがして見えてきた、大事にしたいこと。
地域社会で関わる、いまだけでなく、これから関わるかもしれない、すべての人たちへ。
これまでの100年間、先駆者として挑戦し、あたりまえをつくってきたことで培われた信頼を引き継ぎ、人や情報や資源をつなぐことで、ともに、安心や安全はもとより、お困りごとやご要望に最適なソリューションや、いまはまだない新たな選択肢を提案し実現していく。そして楽しく、ワクワクするような暮らしや未来をつくり続けていく。酸素のように、不可欠で当たり前の存在として。
そんな思いをぎゅっと、プロミスの言葉に込めました。
そしてこのプロミスを、経営・全社員とでシェアし、ともに実践し実現し続けていくものとして、自分たちに約束しています。
プロミス策定のプロジェクトメンバーに、プロミスに込めたそれぞれの思いについて語ってもらいました。
創業100周年という節目を迎え、会社のロゴをリニューアルいたしました。
新しいロゴでは「富士山の麓で、地域を支える企業であり続けたい」という原点の想いを、富士の「F」と酸素の「S」を意匠化したシンボルマークで表現しています。
社員が着用するユニフォームを刷新しております。
新たな装いの富士酸素工業もご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
「この地域のためにもっと貢献できるような企業になりたい」「未来へ向けて、新しいことをやっていきたい」という若き社長の姿勢に共感し、デザイン依頼を引き受けることにしました。
共にサッカーが好きだったのも大きいですね。
ロゴやユニフォームをデザインするに当たり、地域の皆さんが見て一瞬で印象を残せるようなものをということを意識しました。
そして何よりも、地域のみなさんに「富士酸素」と親しまれ続ける企業であってほしいという願いを込めています。
社員の皆さんにも、会社に対する愛着が生まれたら、大変嬉しく思います。
1977年生まれ。多摩美術大学染織科を卒業後、2006年にWhite Mountaineeringをスタート。これまでにMoncler W、BURTON THIRTEEN、adidas Originals by White Mountaineeringなど様々なブランドのデザインを手がける。
2019年からは、北海道コンサドーレ札幌のディレクターにも就任。また、2020年春夏よりLARDINI by YOSUKE AIZAWAをスタートする。
その他、多摩美術大学の客員教授も務める。