
入社前もガス会社で営業していました。一般家庭に対して環境に適したガスコンロや給湯器を販売する仕事だったのですが、業務過多によりどうしても1件1件お客様に向き合えず、作業的な営業活動を繰り返す毎日。自分が思い描く営業の姿とかけ離れていたため、もっとお客様と向き合える環境を求めて転職を決意しました。
同業で働いていたこともあり、老舗である富士酸素工業のことはかねてから認知していました。競合企業の立場でありながらも、伊豆のほうまでトラックを走らせている様子を見るたびに、幅広くサービス展開している会社なんだなぁと羨ましく感じたことさえありました。仕事の都合で富士酸素工業の職員と接点はありましたので、話を聞いてみたところ、お客様に向き合う営業ができそうだという点に加え、条件面にも不安がなかったため、富士酸素工業に入社する以外の選択肢はもう考えなかったですね。

前職同様、一般家庭にガスコンロや給湯器を販売することがメインですので、過去の経験をすぐに活かすことができました。前職と違うのは、販売に加え、保安面を強化する活動にも力を入れていることです。例えば、機器が故障した場合、お客様から連絡が入り、訪問し、適した商品を提案するというのが一般的な流れですが、故障を予測した未然の買い替えを提案することで、機器を使用できない期間を作らず、お客様の日常を守るよう取り組んでいます。ガス機器の需要はなくなりませんが、保安面をどのように計画し、いかにお客様との関係性を作っていくかは自分次第。信頼を獲得できれば、何でもご相談いただけるようになり、長いお付き合いとなります。
私が最もやりがいを感じるのは、お客様の想像を超える情報提供と提案ができたとき。一般的に馴染みのある「給湯器」一つをとっても、二世帯住宅ならどんな給湯器が良いか、と問われると分かりませんよね。状況や環境に応じて最適な商品を提案できた時は、やはり喜んでもらえますし、さらに信用していただけるようになります。また、「見る」だけじゃなく「会話する」ことで家庭内環境を想定することもポイント。例えば、会話の中で「花粉症だから部屋干しが基本で、浴室乾燥を使っている」とわかったとき。実は浴室乾燥は、容量からするとドライヤーを一本ぶらさげているようなもので、洗濯物が乾くまで相当の時間を要します。一方、ガスには短時間で乾かすパワーがあるので、時間短縮と同時に部屋干し特有の匂いも防ぐことができるんです。このような「知恵袋」となり、これからもお客様の悩みを一つひとつ解決できる存在でありたいです。

私の部署は現在8名。年齢の近い後輩が1名おり、他は全員ベテランの先輩方です。でも、特に先輩方と距離を感じることはなく、何かと目にかけてくださり、優しく指導してくれます。後輩はというと、元は異業種出身ながら、共に当社の伝統と信頼を守っていく同志。よく会話し、半分友達なようなものです(笑)。
一営業マンとしては、まだ当社と取引のない新規顧客の開拓を通じて、ライフパートナーを増やしていきたいです。ただ、単なる営業マンとしてではなく、ビジネスパーソンとしてLP事業部をリードしていく人材になりたいとも考えています。拡販のための販売計画も大事ですが、先ほど説明したように、この事業は“売る”だけではなく”保安”の確保・維持も重要。言わば二足の草鞋を履き、攻守ともに手掛けるプロフェッショナルになれるよう、これからも知識や経験を積んでいきたいです。
