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ブロワとコンプレッサの違いとは?コンプレッサの修理・メンテナンスならお任せ!

ブロワとコンプレッサの違いとは?コンプレッサの修理・メンテナンスならお任せ!
投稿日:2025年9月11日

空気圧を利用してさまざまな製造現場で使用されているコンプレッサ。今回のコラムでは、コンプレッサと似た役割を担うブロワとの違いについて、分かりやすく紹介します。

コンプレッサとは?

コンプレッサとは、液体や気体を圧縮する装置全般のことを指します。ただし、「コンプレッサ」と言えば、多くの場合、空気を圧縮するエアコンプレッサのことを指します。

コンプレッサで空気を圧縮し、圧縮した空気を放出する際に生じる大きな力を利用して、金属加工・食品加工・電子部品の製造などが行われています。また、遊園地のアトラクションなどの動力にもなっています。

ブロワとは?

ブロワは送風機の一種で、身近な例ではエアコンやドライヤー、掃除機に用いられています。工場では、加工品を研磨する際の集塵や溶接機などを使用する現場での吸気や、クリーンルームでの換気、水滴や切粉を吹き飛ばすなどの目的で使用されています。

コンプレッサとブロワの違いとは?

コンプレッサとブロワの最大の違いは圧力です。コンプレッサは空気を小さなスペースに圧縮し、空気を高密度にします。ブロワは圧力を少しだけ上げて空気を送り出す装置という点で異なります。

細かな定義としてはブロワは吐出圧力約10kPa以上0.1MPa未満のもの(圧力比約1.1以上2.0未満)、コンプレッサは吐出圧力約0.1MPa以上のもの(圧力比約2.0以上)となっています。 

それぞれの最適な用途とは?

どちらも送風をするための機械ですが、コンプレッサは高圧力な空気を、ブロワは低圧力な空気をつくります。高い圧力でないと動かせない設備などにはコンプレッサが必須です。一方でブロワは広い範囲に強い風を送りたいシーンに適しています。

コンプレッサの修理・メンテナンスならお任せください!

静岡スマートファクトリー.comを運営する富士酸素工業株式会社では、静岡県を中心に工場のさまざまな問題についてご相談を承っています。

今回ご紹介しましたコンプレッサ以外にも、工場関連機器のお悩みもお伺いいたします。

静岡県内で、工場について何かお困りのことがあれば、静岡スマートファクトリー.comを運営する富士酸素工業株式会社まで、ぜひ一度お気軽にご相談ください。