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塗床工事における業者選びのポイント!

塗床工事における業者選びのポイント!
投稿日:2025年11月21日

工場や病院などの床に対するコーティングの作業を塗床(ぬりゆか)といいます。塗床は施設の用途に応じて適切に行うことが重要です。今回のコラムでは、塗床工事を行う際の業者選びのポイントについて紹介します。

塗床工事とは

塗床工事は、その名の通り、床に塗装を施す作業です。塗床は、ペンキを塗るように一度で完了するものではなく、下塗り・中塗り・上塗りといった段階を経て完成します。。

塗床工事では、床の耐久性や水はけを高めるために厚膜(こうまく)の塗料が用いられます。塗床と同じく、床のコーティングをする作業に床塗装工事があります。 床塗装工事は、住宅や物置といった人々が普段生活する環境で行うコーティング工事のことです。例えばフローリングに塗装をすることで床に光沢を出したり、傷や汚れから守ったりといったことが可能になります。床塗装工事では、塗床工事に用いられる塗料よりも厚みがないものが用いられます。

塗床の役割について

工場や倉庫であれば重い物が落ちてもひび割れしないような耐久性が求められますし、駐車場や厨房などであれば水はけのよさが求められます。

コンクリートがむき出しの状態だと薬品や油で床が腐食したり、物を運搬する際にほこりが舞ったりといった問題やザラザラした質感で移動や掃除がしにくいといった問題が起きます。住宅とは異なり、現場で行う業務ごとに適したコーティングを塗床工事で行います。

作業内容に応じて床を塗料でコーティングをすることで、床を起因とする問題が起きないようにするのが塗床の役割です。

塗床工事における業者選びのポイントとは?

塗床工事には専門的な資格は必要ないため、たくさんの業者があります。自社の施設の塗床工事を外注する場合には、信頼できる業者を見つけることが重要です。ここでは、業者選びのポイントを4つ紹介します。

同じ用途での実績がある業者

ひと口に塗床といっても、その目的はさまざまです。病院や工場、倉庫など、それぞれの施設での塗床の実績がある業者を選ぶことをおすすめします。工事の方法や塗装材料も用途によって異なりますので、塗床を依頼したい場所と同様の用途での施工実績があると安心できるでしょう。塗床は大がかりな工事となるのでやり直しは困難です。あらかじめ外注先の実績について確認をするようにしてください。

下地処理をきちんと行う業者

床一面をコーティングする塗床作業は、終わってしまえば塗装の下の部分は見えなくなります。そのため、作業終了直後では、塗床工事が完璧に行われたかどうかは判断しにくくなります。下地にヒビ割れやへこみがあるまま塗床をすると、見た目は綺麗になっても、塗床が浮いたり、数か月で剥がれてしまったりといった状況になりかねませんし、もちろん耐久性や防水性も損なわれます。

塗床工事においては、塗床の前に専用の機械で床材の表面を削り、床材と塗料との密着度を高める下地処理が必要になることがあります。そのような処理を必要に応じてきちんと行ってくれるかどうかも業者を選ぶポイントとなるでしょう。

自社施工の業者

受注から作業まで一貫して行う業者であれば、作業中の疑問点や作業後の保証やアフターフォローについても同じ窓口で確認ができます。

見積りの根拠が明確な業者

信頼できる業者を探すために、複数の業者に見積りを依頼することは重要です。しかし、安価な業者が必ずしも信頼できるとは限りません。例えば、塗床に必要な下地処理を省くから安い、施工後の保証がないから安いなどの理由も考えられるからです。

信頼できる業者は適正な価格設定をしています。適正価格だと言えるのは、価格に根拠があるからです。価格だけでなく、品質やサービスを考慮した上で、コストパフォーマンスの高い業者を選ぶことが重要です。

塗床工事なら当社にお任せください!

静岡スマートファクトリー.comを運営する富士酸素工業株式会社では、静岡県を中心に工場のさまざまな問題についてご相談を承っています。

今回ご紹介しました塗床工事以外にも、工場関連機器のお悩みもお伺いいたします。

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