中小企業が、効率よく脱炭素経営シフト進めるにはどうすればよいか?4つのステップをご紹介します。
炭素の排出量を減らすには、まずどれくらい減らせる炭素があるか把握する必要があります。炭素排出量の計算するには、環境省が「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン」というものを出しており、こちらで確認することができます。
都市ガスや重油などを利用している主要設備がないかを振り返り、これらを電化・バイオマス・水素等へ燃料へ転換できるか?など、長期的なエネルギー転換の方針を検討します。
長期エネルギー転換の方針を前提に、これを補完する形で省エネ対策も併せて検討します。ここまでのステップで、自社の温室効果ガス削減余地をおおむね把握することが可能になります。
温室効果ガス削減目標の達成に向けた再エネ電気調達の必要量を明確にするとともに、自社に適した再生可能エネルギー電気の調達手段を検討します。