空気圧を利用してさまざまな現場で使用されるエアコンプレッサは工場稼働に欠かせない設備の一つです。今回のコラムはコンプレッサを使用する上で管理が必要なドレンをテーマに、ドレン放置によって生じるリスクを紹介します。
コンプレッサは圧縮空気をつくる際、空気を吸い込みます。空気には水分が含まれています。空気を圧縮する際には空気の温度が上がるので、その際に空気中に留まっていられなくなった(飽和した)水分が水蒸気となります。この際に水分として液体化したものがドレン(ドレン水)です。
ドレンはいわばコンプレッサにおける排水です。ドレンには空気だけなく、機種によっては微粒子やゴミ、油なども含まれます。場合によっては産業廃棄物となります。ドレンを処理しないと機器や配管に水分がたまり、サビや凍結の原因になり、誤作動や故障にもつながります。さらにはエアツールやシリンダーなどの故障や、圧縮空気の品質が落ちることによる汚れや塗装ムラなどの生産品質の低下のリスクも生まれます。
また、ドレンを放置し、排水に関する環境法令に違反すれば、行政指導や罰則となり、企業イメージの低下にもつながる恐れがあります。
ドレンの処理・放出は、定期点検時だけでなく、毎日の作業開始前に行うことをおすすめします。日々のメンテナンスを欠かさないようにしてください。
設備は日々同じように使用していても、ある日突然不具合が起きてしまうものです。これは機械の寿命の場合だけでなく、日々のメンテナンス不足が原因にあるケースも多くあります。使用前の点検や月に一度、年に一度の定期点検を確実に実施し、長く使用できるようにしましょう。
ドレンに限らず、コンプレッサには圧力が上がらない、過電流や熱への対策などさまざまな項目をチェックする必要があります。場合によっては修理や部品の交換や必要にです。大がかりな点検を自社ですべて行うのことは負担が大きいため、定期点検については専門業者に委託することもご検討ください。
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