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空気圧を利用してさまざまな製造現場で使用されているコンプレッサ。コンプレッサは圧縮した空気を放出する際に生じる大きな力を利用して、金属加工・食品加工・電子部品の製造などが行われています。また、遊園地のアトラクションなどの動力にもなっています。今回はコンプレッサに設置するエアタンクをテーマに役割や選び方、点検について紹介します。
エアタンクはコンプレッサがつくった圧縮空気をためておく機器です。エアタンクを設置することで、コンプレッサから吐き出す空気の圧力を脈動を抑制できます。エアタンクがあれば、安定してエア供給ができるようになります。
また、サブタンクに空気をためておくことで、一時的に多量の空気が消費される場合に起きる急激な圧力低下の予防にもつながります。
コンプレッサはエアタンクを設けなくても稼働させることは可能です。しかし、エアタンクがなければ、コンプレッサを頻繁に起動したり停止したりすることになるため大きな負担がかかります。サブタンクを設置することで、コンプレッサの稼働回数を減らし、電気代の節約と機械の寿命を延ばすことにつながります。
また、停電時によるコンプレッサが停止した場合でも、タンク内に空気をためておくことで、非常時でも一定時間は空気を供給できます。作業効率の向上やコスト削減を目指すにあたって、エアタンクは重要な役割を果たします。
エアタンクを設置するにあたって、重要なポイントとなるのは、タンク容量・最大圧力・設置スペースの3つです。
エアタンクはコンプレッサの近くに設置する必要があるので、まずは十分な設置スペースがあるかを確認しましょう。小規模な作業場であればタンク容量は数十リットルで十分なこともありますが、大規模な作業場では数百リットル必要なこともあります。
自社の工場でどれくらい必要なのかを計算し、必要に応じてメンテナンスの専門業者に相談しながらサイズ選定をしていきましょう。
エアタンクは容量が40リットル以上の場合は1年ごとの定期点検と、3年間の点検記録の保存が義務付けられています。
エアタンクには、水分が溜まりやすい特性があるため、特に湿度の高い環境で使用している場合、タンク内の結露によって水が蓄積し、サビや腐食の原因になります。
作業後は毎日ドレンバルブを開いて水を排出し、内部を清潔に保つことをおすすめします。この日常点検に加え、月に1回程度は圧力計や安全弁の点検を行いましょう。年に1回の点検では、本体やふた、管・弁に損傷がないか、全体的な確認を行ってください。
空気を圧縮するコンプレッサが正常に機能しないと、工場の稼働に大きな支障が生じる可能性があります。早めの修理・点検依頼や定期的なメンテナンス依頼を専門家に依頼することを、ぜひ検討してください。
静岡スマートファクトリー.comを運営する富士酸素工業株式会社では、静岡県を中心に工場のさまざまな問題についてご相談を承っています。
今回ご紹介しましたコンプレッサのエアタンク以外にも、工場関連機器のお悩みもお伺いいたします。
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