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スクリューコンプレッサのオイル交換時期は?メンテナンスの重要性を解説!

スクリューコンプレッサのオイル交換時期は?メンテナンスの重要性を解説!
投稿日:2026年3月24日

空気圧を利用してさまざまな現場で使用されるエアコンプレッサは、何らかの原因でうまく作動しないと工場全体の作業が停滞してしまうこともあります。今回のコラムでは、コンプレッサの中でもスクリューコンプレッサをテーマに、オイルの役割や交換時期、メンテナンスの重要性について解説します。

スクリューコンプレッサにおける潤滑油(オイル)の重要性

コンプレッサとは、液体や気体を圧縮する装置全般のことです。ただし、多くの場合で「コンプレッサ」と言えば、空気を圧縮するエアコンプレッサのことを指します。コンプレッサで空気を圧縮し、圧縮した空気を放出する際に生じる大きな力を利用して、金属加工・食品加工・電子部品の製造などが行われています。また、遊園地のアトラクションなどの動力にもなっています。

コンプレッサには潤滑油を使うオイル式(給油式)コンプレッサと、潤滑油を使用しないか圧縮室内に入らない構造になっているオイルフリーコンプレッサの2種類があります。スクリューコンプレッサはオイル式コンプレッサに含まれます。

コンプレッサにオイルを使用するのは、「ガス漏れ防止」「金属部品の摩擦防止」の2つの理由があります。

ガス漏れ防止

スクリューコンプレッサは、スクリューローターが噛み合いながら回転することで空気を圧縮します。コンプレッサは圧縮した空気を送り込む機械なので、空気やガス漏れが起きると効率が悪くなります。オイルはコンプレッサの稼働時にミスト状になることで、ローターのすき間を埋め、圧縮される気体が漏れることを防ぎます。また、機械が発熱することを抑止する効果もあります。

金属部品の摩擦防止

オイルの2つ目の役割は、金属部品の摩擦防止です。スクリューコンプレッサは、金属部品が他の部品に接触する箇所があり、そこの摩擦が大きいと部品の消耗が激しくなってしまいます。オイルがあることで潤滑油として働き、摩擦を防止してくれます。

オイルが劣化・減少する主な原因

オイルの劣化と減少の主な原因は、酸化とミスト化です。

スクリューコンプレッサに使用するオイルは、自動車のガソリンとは違い、同じものが何度も循環して繰り返し使用されます。そのため、一度になくなるものではありませんが、ミスト状になる関係で、少しずつ減っていきます。

また、ミストになる際には空気中の酸素や水分に触れることになるため、繰り返しの使用により酸化が進み、劣化します。

オイル交換を怠ることで発生する致命的なトラブル

スクリューコンプレッサのオイルは減少・劣化していくので、交換を怠ると本来の役割を果たせなくなります。オイルは部品同士のガス漏れや摩擦を予防するために使用しているため、劣化や減少によりガス漏れを防ぎきれなかったり摩擦が大きくなったりします。結果としてスクリューコンプレッサの寿命を縮めることになってしまうので、定期的なオイル交換は必須です。

最適なオイル交換の頻度と手順

スクリューコンプレッサのオイル交換は、年に2回が目安となります。年に1回だと稼働状況によってはオイルが切れてしまうことがあります。

コンプレッサのオイルの交換の手順は以下の通りです。
・点検窓の確認
・排出口を開ける
・古いオイルを流す
・排出口を閉める
・給油口からオイルを投入
・点検窓の確認
・給油口のキャップを閉める

オイルの残量と色を点検窓で確認し、少なくなっていたらオイルの交換時期です。残っているオイルも劣化している可能性が高いので、注ぎ足しではなく交換をするようにしてください。

交換時はまずは既存のオイルを排出するために、排出口を緩め、古いオイルを流します。オイルが床に流れないように排出口に回収用のボックスなどを設置することを忘れないようにしてください。

古いオイルを流し終わったら、排出口を閉め、給油口からオイルを投入します。投入後は点検窓からオイルの量が適切かどうかをチェックし、給油口を閉めて作業完了です。

コンプレッサのオイル交換・メンテナンスならお任せください!

静岡スマートファクトリー.comを運営する富士酸素工業株式会社では、静岡県を中心に工場のさまざまな問題についてご相談を承っています。

今回ご紹介しましたコンプレッサのオイル交換以外にも、工場関連機器のお悩みもお伺いいたします。

静岡県内で、工場について何かお困りのことがあれば、静岡スマートファクトリー.comを運営する富士酸素工業株式会社まで、ぜひ一度お気軽にご相談ください。