学ぶ・知るコラム

コンプレッサの圧力が上がらない?アンローダ弁の故障原因と修理

コンプレッサの圧力が上がらない?アンローダ弁の故障原因と修理
投稿日:2026年3月24日

空気圧を利用して工場や倉庫を中心に、さまざまな現場で使用されるエアコンプレッサは、何らかの原因でうまく作動しないと工場全体の作業が停滞してしまうこともあります。

今回のコラムでは、コンプレッサの圧力を一定に保つ上で重要な役割を担うアンローダ弁をテーマに、故障原因やメンテナンスについて解説します。

コンプレッサの「アンローダ弁」とは?圧力制御の仕組み

アンローダ弁はアンローダバルブとも呼ばれるコンプレッサのパーツで、圧力を調整する役割があります。空気を圧縮するコンプレッサにおいて、圧力は非常に重要です。アンローダ弁があることで、コンプレッサ内の圧力の上限と下限を設定できます。

コンプレッサの圧力が設定した上限に達すると、制御機構が作動して吸気弁(アンローダ弁)が閉じます。これによりコンプレッサは空気を吸い込まなくなり、圧縮が行われない無負荷運転となるため、吐出側の圧力がそれ以上上昇するのを防ぎます。

また、圧力が設定した下限値まで低下すると、制御機構が作動して吸気するアンローダ弁が開きます。これによりコンプレッサは再び空気を吸い込み、圧縮運転に戻る仕組みです。

アンローダ弁が故障した際に見られる主な症状

アンローダ弁は、コンプレッサの圧力を適切な範囲で調整するものです。そのため、アンローダ弁やそれに関わる設備が故障すると、設定した圧力よりも上がりすぎてモーターの負荷や電力消費が大きくなったり逆に空気を吸えずに圧力が上げられなかったりといった症状が起きます。

作動不良を引き起こす原因

アンロード弁が正常に動かなくなる主な原因には、経年劣化や内部磨耗、異物の混入、過負荷運転などが挙げられます。アンローダ弁の亀裂や、スプリング・シール材などの劣化、ゴミなどが弁に挟まることで物理的に動かなくなる、機器の能力を超えて高い圧力が長時間かかったことによる熱損傷などにより、作動不良につながることがあります。

放置した際のリスク!モーター過負荷と致命的な故障

アンローダ弁の故障を放置すると、圧力が設定よりも高い状態が続くことがあります。コンプレッサを動かすモーターに強い不可がかかり、故障してしまう恐れがあります。また、過負荷の状態は電力消費も激しくなるので、コストの圧迫にもつながります。定期的な点検を行うことでコンプレッサが過負荷の状態にならないようにすることが重要です。

コンプレッサの部品交換・修理ならお任せください!

静岡スマートファクトリー.comを運営する富士酸素工業株式会社では、静岡県を中心に工場のさまざまな問題についてご相談を承っています。

今回ご紹介しましたコンプレッサのアンローダ弁以外にも、工場関連機器のお悩みもお伺いいたします。

静岡県内で、工場について何かお困りのことがあれば、静岡スマートファクトリー.comを運営する富士酸素工業株式会社まで、ぜひ一度お気軽にご相談ください。