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塗床における下地処理の重要性について解説!塗床工事ならお任せ!

塗床における下地処理の重要性について解説!塗床工事ならお任せ!
投稿日:2025年9月11日

工場や倉庫、病院、駐車場などの床には、さまざまな目的を持って塗装が行われます。それらの床に対するコーティングの作業全般を塗床(ぬりゆか)といいます。今回は塗床を行う前段階で非常に重要な「下地処理」の重要性について紹介します。

塗床とは?

塗床工事は、床の耐久性や水はけを高めるために厚膜(こうまく)の塗料を用いて床をコーティングすることをいいます。

工場や倉庫であれば重い物が落ちてもひび割れしないような耐久性が求められますし、駐車場や厨房などであれば水はけのよさが求められるでしょう。

コンクリートがむき出しの状態だと薬品や油で床が腐食する、物を運搬する際にほこりが舞う、ザラザラした質感で移動や掃除がしにくいといった問題が起きます。作業内容に応じて床を塗料でコーティングをすることで、床を起因とする問題が起きないようにするわけです。

塗床における下地処理とは?

塗床がコーティング作業であれば、下地処理は適切にコーティングができるようにするための準備です。既存の塗床材をきれいに撤去し、コンクリートをむき出しにする作業が下地処理です。

下地処理を行うことで、塗床施工時にコーティング材が床に均等に密着し、耐久性を高めます。下地処理では、現在の床の劣化具合に合わせて研磨機や研削機などを使い、古い塗膜や劣化した下地などを削り取ります。床に傷みやへこみなどがあれば、その後の塗床に影響があるため、セメントやパテなどで補修を行い、表面を滑らかにします。

塗床における下地処理の重要性について

工場などの床は、熱や磨耗、油、薬品、洗剤などで劣化をしていきます。劣化している床にそのまま塗床施工を重ねても、綺麗な施工にはなりませんし、土台となる下地に問題があるため、近い将来コーティング材の剥離や亀裂などが発生しやすくなります。

塗床のための時間や費用を節約するために、下地処理をせずに塗床を行っても、結果として短期間で再補修が必要になるため、かえって時間も費用もかかってしまいます。塗床の際は、たとえ新築であっても必要に応じた下地処理を行うことをおすすめします。

塗床工事なら当社にお任せ!

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