目次
工場の床に対するコーティングの作業を塗床(ぬりゆか)といいます。今回は経年劣化などによりコーティング剤が剥がれたり、ひび割れたりするクラックをテーマに、原因と再発防止のためにできる対策を紹介していきます。
塗床工事は、床の耐久性や水はけを高めるために厚膜(こうまく)の塗料を用いてコーティングするものをいいます。
工場や倉庫であれば重い物が落ちてもひび割れしないような耐久性や滑りづらさが求められますし、駐車場や厨房などであれば水はけのよさが求められます。コンクリートがむき出しの状態だと薬品や油で床が腐食したり、物を運搬する際にほこりが舞ったりといった問題が起きます。住宅とは異なる、現場で行う業務ごとに適したコーティングを塗床工事で行います。
塗り床工事によって施したコーティングが、さまざまな原因でひび割れてしまうことを「クラック」といいます。
耐久性などの向上のために行う塗床ですが、長期間の使用により経年劣化を起こします。特に、工場内で重機を移動させることがひんぱんにあったり、大人数が工場内を往来することで床への負荷がかかったりすることで、クラックが発生しやすくなります。
また、塗料は熱に弱い性質があるので、工場内で高熱や熱水を扱う工程がある場合も、クラックの発生リスクが高まります。
クラックの原因は塗装だけでなく、コンクリートにある場合もあります。振動や圧力がかかり続けることでコンクリートがひび割れ、それに伴って塗料が剥がれてしまうことがあります。
クラックが起きている場合、床の耐久性や防水性は下がっています。ひび割れから下地のコンクリートまで水が浸入してしまうと、クラックが大きくなるだけでなく、コンクリート部分からの大がかりな補修が必要になることがあります。
クラックが小さい場合であっても、自己流で塗料による穴埋めを行うことはおすすめできません。なぜなら小さなクラックであっても、コンクリートの損傷が原因である場合は、再塗装の前にコンクリートの補修が必要になるからです。また、自己流の補修は床面が滑らかに仕上がらず、工場内の作業に支障をきたす可能性もあります。
クラックの補修は、専門の塗床業者で相談するようにしてください。
塗装後、1カ月などの短期間で再びクラックが発生してしまった場合、求められる耐久性を満たさない塗料を使った、既存の塗膜を剥がさずに重ね塗りをしたなど、施工ミスの疑いが強くなります。金額だけでなく、施工実績、現場調査の内容などを加味して、信頼できる業者に依頼することが、最善の再発防止策です。
静岡スマートファクトリー.comを運営する富士酸素工業株式会社では、静岡県を中心に工場のさまざまな問題についてご相談を承っています。
今回ご紹介しました塗床工事以外にも、工場関連機器のお悩みもお伺いいたします。
静岡県内で、工場について何かお困りのことがあれば、静岡スマートファクトリー.comを運営する富士酸素工業株式会社まで、ぜひ一度お気軽にご相談ください。