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工場や倉庫などでの重い荷物の上げ下げや運搬に欠かせないホイストクレーンは、ガーターと呼ばれる部分で荷物を支えています。
今回は、工場での大事故を防ぐため、ガーターをテーマに予防保全の重要性を紹介します。
ホイストクレーンは、ホイストとクレーンを組み合わせた装置です。
ホイストは、ロープやチェーンを巻き付けたホイールによって荷物の昇降を行う装置で、クレーンは動力によって荷物を吊り上げて水平運搬を行う装置です。
ホイストクレーンにおけるガーターとは、桁(けた)とも呼ばれる部分で、荷物をつり下げて横行するホイストを直接支える部分です。吊り下げる荷物の重さやクレーン自体の重さに耐えられるよう、十分な強度が求められます。ガーターにはI字型、箱型などの種類があります。
ガーターはクレーンを支える部分ですので、ガーター自体も非常に高重量です。ガーターが劣化し、倒れてくるようなことがあれば、大事故になることは免れないでしょう。
ガーター自体が精密な機械というわけではありませんが、常に重量があるものを支えているわけなので、経年や使用頻度、規程の重量以上のものを吊り下げるなどの不適切な使用によって劣化していきます。
ガーターが劣化しているときにあらわれる主な兆候としては、たわみ(歪み)の増大や、異音、振れなどが挙げられます。重いものを支える以上、ある程度のたわみは発生し、許容範囲も定められています。しか過度のたわみはクレーンの転倒など、大きな事故につながるので適切に使用していても定期的な点検が必要です。
安全に作業を行うためには、定期的なメンテナンスの実施が必須です。しかし、日々ホイストクレーンを稼働させている中、通常業務の合間を縫って徹底的な点検を行うことは簡単ではありません。
ホイストクレーンは月次定期自主検査と年次定期自主検査の2種類を行うことが法律で定められています。日々の使用や定期的な点検で異常を感じた場合は、無理に使用すると故障や重大な事故につながる可能性があります。
異常を感じた場合には、専門家による検査やメンテナンス、場合によっては修理を依頼することで、ホイストクレーンを長持ちさせられ、結果としてコストダウンにもつなげられます。
静岡スマートファクトリー.comを運営する富士酸素工業株式会社では、静岡県を中心に工場のさまざまな問題についてご相談を承っています。
今回ご紹介しましたホイストクレーン以外にも、工場関連機器のお悩みもお伺いいたします。
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