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ホイストクレーンとジブクレーンの違いについて解説!

ホイストクレーンとジブクレーンの違いについて解説!
投稿日:2026年2月17日

工場内で重量のあるものを移動・運搬する際にはクレーンが必要です。

今回はクレーンの中でも活用シーンが多いホイストクレーンとジブクレーンをテーマに両者の特徴や用途の違いを紹介します。

ホイストクレーンとは?

ホイストクレーンは、ホイストとクレーンを組み合わせた装置です。

ホイストは、ロープやチェーンを巻き付けたホイールによって荷物の昇降を行う装置のことで、クレーンは動力によって荷物を吊り上げて水平運搬を行う装置です。

ホイストクレーンはロープやチェーンの巻き上げ装置として電気ホイストが用いられているクレーンを指し、重量のある荷物を円滑に運搬するために、主に工場や建設現場などで使用されています。

クレーンは、荷物を動力によって吊り上げるものと定義されているので、巻き上げ作業でチェーンを人力で引いて行っている場合はクレーンには該当しません。

ジブクレーンとは?

ジブクレーンもクレーンの一種ですので動力で荷物を水平運搬する点はホイストクレーンと同じです。そして、ホイストによって荷物を巻き上げるタイプのジブクレーンであれば、ホイストクレーンの一種となります。

ジブクレーンの「ジブ」とは水平または斜めに伸びたアームのことをいいます。ジブクレーンは旋回するジブの先端に荷物を吊り下げて荷物を運ぶのが特徴で、工場のほか造船所、港湾埠頭、建設現場などで使用されています。

ホイストクレーンとジブクレーンの違いとは?

ホイストのあるジブクレーンはホイストクレーンの一種なので、大まかな構造は同じです。ジブクレーンの大きな特徴としては、ほとんど場合ジブが旋回するということが挙げられます。ジブクレーンは柱や壁に取り付けるもので、ジブクレーンには「柱形」「壁取付け形」「走行壁形」があります。

それぞれの用途の違い

工場の柱や壁にジブを取り付けて使用するジブクレーンには、大きく分けて走行式と固定式の2タイプがあります。多くの機種はジブを旋回でき、荷物の移動範囲を広げられる点が特徴です。

ジブクレーンは走行式として走行壁形と呼ばれる壁に沿ってジブクレーン自体が走行できるものがあります。壁を支持にして水平ジブが旋回し、ジブごと長手方向に移動可能なので、広い範囲で荷物を効率的に移動できます。固定型では届かない作業範囲をカバーできるため、長さのある部材の吊り上げや工場ライン全体での作業に適しています。

固定式には柱形ジブクレーンと壁取り付け形があります。前者は床に柱を据え置いて設置し、柱を中心としてジブが旋回し、荷物を移動させられます。床に固定するため安定性が高く、設置場所の自由度も高いのが特徴です。

壁取付け形は建物の壁に柱を取り付けて設置します。床面を使用しないため作業スペースが限られている場合に適しています。ジブは壁を支点に旋回します。柱形に比べて設置コストも低い傾向があります。

全体的に、ジブクレーンは狭い作業スペースや限られたエリアでの使用に適しており、機動性が高いのが特徴です。

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