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重量のあるものを移動・運搬する際に使用するホイストクレーンは、工場や倉庫においてなくてはならない重要な設備です。
重量のあるものを吊り下げて運搬する際には、安全装置が欠かせません。今回のコラムでは、ホイストクレーンの安全装置の一つであるリミットスイッチをテーマに、機能や点検の重要性について紹介します。
リミットスイッチとは、ホイストクレーンなどのロープやチェーンの巻きすぎや緩めすぎを防止する安全装置です。吊り具が定められた高さになると自動的に作動し、警報を発したりクレーンを停止させたりします。
リミットスイッチが機能せずワイヤロープを巻き過ぎると、フックブロックなどの破損や、ロープ・チェーンの切断、吊り荷の落下などが起き、重大な事故につながる恐れがあります。
リミットスイッチは経年劣化以外にも、振動や衝撃による破損や位置ずれ、液体や埃の付着による接点不良、周囲の高温による歪みなどで誤作動や故障を起こすことがあります。
経年劣化による物理的な疲労や磨耗は5~10年で起こるとされていますが、安全性にかかわることなので定期的な点検は必須です。
作業者の安全にかかわるリミットスイッチの点検は稼働時に毎回行うことをおすすめします。その際は念のためフックに荷物を吊り下げない状態で行うようにしましょう。もしものときの安全装置だからといって、頻繁に点検することが避けられているケースもあります。しかし、万が一の際にも問題なく作業するように、動作確認と調整をこまめに行うべきでしょう。
点検では、問題なく作動するかだけでなく、ホコリなどが挟まっていないかも確認します。少しでも動きが悪い場合は潤滑油をさします。この際、グリスはホコリが付着する原因となるので、使用しないようにしてください。
静岡スマートファクトリー.comを運営する富士酸素工業株式会社では、静岡県を中心に工場のさまざまな問題についてご相談を承っています。
今回ご紹介しましたホイストクレーンのリミットスイッチ以外にも、工場関連機器のお悩みもお伺いいたします。
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