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化学工場や食品工場、製鉄所など、あらゆる製造の現場で配管が使用されています。そして、工場にあるさまざまな配管のうち、製品の品質や従業員の健康を守るために重要な役割を担うのが排気ダクトです。
今回のコラムでは、工場の排気ダクトをテーマに、種類やメンテナンスについて解説します。
工場で使われるダクトは、用途によって主に「空調」「厨房排気」「集塵」「排煙」「給気」の5種類に分けられます。
空調機器とつながる空調ダクト、食品工場などでは空気や煙、油煙、蒸気、臭気などを排出するために厨房排気ダクトが設置されます。工場や作業現場で発生する粉塵や微細な粒子を効率的に集め、空気中から取り除くために使用される集塵ダクト、火災時に発生する煙や有害ガスを迅速に建物外へ排出するため排煙ダクトなどもあります。
また、室内の空気やガスなどを外に排出するのではなく、外部の新鮮な空気を取り入れるために設けられる給気ダクトと呼ばれるものもあります。
そして排気ダクトは工場内で発生する排気ガスや煙、熱などを効率的に外部に排出するためのもので、室内に設置されている換気扇などと外部をつないでいます。排気ダクトと同様の意味で換気ダクトと呼ぶこともあります。
排気ダクトは工場に設置されるダクトの中では、最も一般的なものだといえます。排気ダクトは工場やビルには必ず設置されるもので、建築基準法や消防法などによってさまざまな基準が設けられており、定期的なメンテナンスも義務付けられています。
ダクトによって通るものが異なるため、それぞれのシーンに適した材質のダクトを設置する必要があります。例えば、集塵ダクトであれば気体だけでなく鋭くて硬い粒子も通ることになるため、耐摩耗性に優れた材質のものを選ぶ必要があります。また、湿気を含んだものであれば、サビないように耐食性に優れたもの、高温の煙や蒸気などが通るなら、熱に強い材質のものを選ぶことが求められます。
長期の使用によって、ダクト内部が汚れたり、腐食が発生したりした場合には排気や給気に問題が生じる可能性があります。内部にホコリがたまることで異臭につながることや、油分を含んだ汚れが火災につながるリスクもあります。熱や有害物質などが適切に外部に排出できなくなれば、室内で作業する従業員の健康を害する恐れもあります。工場の機器設備と同様に、ダクトにも定期的なメンテナンスが必要です。
ダクトはあらゆる製造現場の業務を支える重要な設備です。しかし、日々の業務がある中で定期的に点検やメンテナンスまでも自社で行うことはスケジュール的に難しい場合もあるでしょう。プロの技術で徹底的な点検を行うためにも、専門業者へ外注することも検討してみてください。
静岡スマートファクトリー.comを運営する富士酸素工業株式会社では、静岡県を中心に工場のさまざまな問題についてご相談を承っています。
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