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ショットブラストの運転に関する困りごととその対策方法は?

ショットブラストの運転に関する困りごととその対策方法は?
投稿日:2022年11月25日

今回はショットブラストの運転に関する困りごととその対策方法をまとめました。
ショットブラストをご利用中の方は、必見の内容になります!

目次

困りごとと対策方法
 1.マイナートラブル
 2.調整ミスにより機械の破損
 3.機械スペックの把握不足
 4.コンプレッサの流量不足
 5.機械周辺環境の悪化
 6.ショット剤の散乱
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困りごとと対策方法

1.マイナートラブル

消耗品の交換を怠ることで、ショットブラストが作動しなくなることがございます。
主な消耗品としては、インペラーと搬送コンベアになります。

インペラーが不調の場合、投射量が減り、ショットブラストの品質低下が見受けられます。
また、搬送コンベアが不調な場合は、ワークの送り込みができず、過剰な処理が生じてしまいます。さらに、ワークの送り込み速度が落ちたり、処理にムラが生まれます。

このような症状が見られた場合、事前に交換することをおすすめします。
消耗品の交換は基本的にメーカー対応となるため、
メーカーを呼ぶまでにロスとなる時間が生まれてしまいます。

2.調整ミスにより機械の破損

形鋼用トンネル型ショットブラストの場合、投入サイズによりインペラー等の調整(主に高さ調整など)が必要になりますが、それを忘れてしまう場合があります。
その結果、内部のエアーダクトが破損してしまいます。

3.機械スペックの把握不足

機械スペックを把握しておらず、スペックに見合わないいワークを投入してしまう場合があります。
範囲以下のワークを導入し、ワークが踊ってしまうため、ショットができなくなります。
上記2と3については、ちょっとした不注意に起因するトラブルになるため、
しっかりと使い方を理解し、十分に注意を払った上でご利用ください。

4.コンプレッサの流量不足

コンプレッサの流量不足が原因で、ワークの表面にショット剤が残ったまま排出され、
周辺での散乱に繋がります。
コンプレッサーやレギュレーターの劣化により起こり得る問題のため、こまめな自主点検をおすすめします。

5.機械周辺環境の悪化

ショットブラストを使い続けると、粉塵やショット剤の散乱により、従業員に健康被害を及ぼし得ます。
そのため、機械周辺の清掃等が必要になります。

6.ショット剤の散乱

ショットブラストはトンネル型のため、投入口・排出口は開口しており、ショット剤が飛び出してしまうことがございます。
ショット剤は粒があらく、従業員の足元が滑り、危険がともないます。
対策としては、投入口・排出口に標準でついているカーテンに加え、ビニールカーテンを設けることをおすすめします。

富士酸素工業がお手伝いできる範囲

消耗品の交換については、弊社にお声がけ頂ければ、メーカーへおつなぎさせて頂きます。
また、ショットブラストにおける多くのトラブルが、ちょっとした不注意やメンテナンス不足に起因しております。
正しい使用法を理解した上でのご利用と、こまめな自主点検をおすすめします。
その他、ショットブラストのトラブルがございましたら、弊社までお気軽にお声がけください。

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