自分でできる!ガスコンロがつかない時の対処法10選!
ガスコンロを使おうと思ったら、火がつかなくて困ったことはありませんか?
ガスの専門家に頼まなくても、自分で対処できる場合は意外とたくさんあります。
以下ではガスコンロがつかない原因と対処法をまとめているので、お困りの際は試してみてください。
ガスコンロがつかない時
ガスコンロがつかないとき、以下に挙げるような複数の原因が考えられます。
原因と対処法をそれぞれまとめているので、ご活用ください。
原因1:ガスの元栓が閉まっている
入居したばかりのときや、ガスコンロの掃除をした際、安全のためガスの元栓を締めてそのままになっていないでしょうか。
対処法
元栓のつまみをひねって、元栓を開いた状態にしましょう。
もし元栓が動かないようなら、劣化で固まっている可能性があります。無理に動かそうとすると破損してガス漏れの危険があるので、ガス会社に問い合わせましょう。
原因2:ガスホースが曲がっている
ガスの元栓につながっているゴム製の管がガスホースです。このガスホースが曲がってしまうと、ガスがコンロに届かずに火がつかないことがあります。
対処法
ガスホースは時間と共に劣化するので、定期的に交換するのがおすすめです。ホームセンターやネットなどで新しいものを購入できるので、見た目に異常がなくても、7年程度を目安に取り替えるといいでしょう。
原因3:コンロの電池切れ
ガスがつかない原因の多くは電気切れです。電池交換ランプがついていないか見てみましょう。
電池が切れると火花が飛ばないため、チチチッという音がしなくなります。
対処法
交換ランプがついているときは、ガスコンロの取扱説明書に従って電池を入れ替えましょう。
交換ランプがついていなくても電池入れを開けて確認してみてください。電池がずれていたり、汚れていたりしてうまく作動しないことがあります。
原因4:バーナーキャップがずれている、浮いている
バーナーキャップとは、ガスコンロで火が出る部分にかぶさっている部品です。
そのバーナーキャップがずれていたり、浮いていたりするとうまく着火せずにつかないことがあります。
特に、ガスコンロの部品を外してお掃除したあとは注意してくださいね。
対処法
バーナーキャップは「マークを合わせて指定の位置にセットする」など、ガスコンロの付属部品を正しく設置しているか確認しましょう。
原因5:点火部周辺の部品が汚れている、濡れている
ガスコンロは点火部が汚れていたり、濡れていると、うまくガスに火がつかないことがあります。
ガスコンロの片方だけつかない場合や、チチチッと言う音がしてガスの匂いがするのであれば、点火部周辺の汚れや濡れが原因であることが多いです。ガス臭くなった場合は直ちに換気をしてください。
対処法
定期的にガスコンロの部品を掃除しましょう。部品の掃除を怠りそのまま使っていると、故障の原因になることもあります。
また、掃除の後に部品に水分が残ったままだと、水分が邪魔して着火しないこともあります。よく水分を拭き取って乾かしてから使用しましょう。
原因6:コンロに何ものせていない
新しい機能を搭載しているガスコンロの場合、コンロに何も乗せずに着火しようとすると、コンロの安全装置が作動して着火できない機種もあります。ガスをつけようとするとブザー音がなるのであれば、安全装置の可能性が高いです。
対処法
コンロの上に鍋ややかんなんどを乗せて着火してみてください。
原因7:コンロに焼き網をのせている
ガスコンロの中にはセンサーが付いていて、焼き網をのせて調理ができないものがあります。
機器損傷の原因となることがあるので、焼き網を乗せて点火しようとしても火がつかないように設定されています。
対処法
ガスコンロの機種によって、NGとなる使い方は異なります。詳しくはお使いのガスコンロの取扱説明書をご確認ください。
原因8:チャイルドロックがかかっている
ほとんどのガスコンロには、お子様が誤って作動してしまわないようにチャイルドロック機能がついています。
お使いのガスコンロのチャイルドロックはどこにあるか、ロックがかかっていないか確認してみてください。
対処法
ガスコンロの機種によって、チャイルドロック機能の位置やロック方法が異なります。解除方法がわからない場合は、取扱説明書で確認してみてください。
原因9:ガスメーターの安全装置が作動した
震度5以上の強い揺れを感知したときや、ガス漏れを検知したり、長時間ガスを使い続けた場合、ガスメーターの安全装置が働き自動的にガスを止めるようになっています。
ガスメーターの復帰ボタンを押せば、異常がない場合、使えるようになるので、確認してみてください。ガスメーターは一軒家なら家の外壁の浴室周辺あたり、マンション・アパートなら玄関脇や扉横の廊下に設置してあることが多いです。
対処法
詳しい復帰方法はお使いのガス会社のホームページや取り扱い説明書に書いてあります。正常に復帰しない場合や、不明な点がある場合はお使いのガス事業者へ連絡してください。
原因10:ガスコンロの寿命
上記を全部チェックしても原因がわからなかった場合は、ガスコンロ本体が故障している可能性があります。
ガスコンロは通常寿命は10年と言われており、10年以上使っているガスコンロであれば、寿命の可能性もあります。
対処法
ガス会社かお使いのガスコンロのメーカーに修理依頼をしてみましょう。
または、10年以上使っているガスコンロであれば、買い替えを考えても良いでしょう。
最近はおしゃれで焦げ付きにくい素材や、最新の機能がついているガスコンロも増えているので、これを期にリフォームしても良いですね。
どうしても原因がわからない時はどうしたら?
以上のチェック項目をすべて実施しても、原因がわからない時はガス会社に問い合わせるのが確実です。
ライターで火をつけて使う人がいますが、やけどや爆発の危険があるので避けてください。
これを機にガスコンロ買替えを検討してみようかな・・・という方は、富士酸素工業のガスコンロ交換サービスに、気軽に問い合わせてみてください。
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