乾太くんのメンテナンスをしよう!日頃のお手入れを楽にするポイントは?
この記事は、地域密着で100年以上、ガスやリフォームに関することなら何でもお任せの富士酸素工業株式会社が監修するくらしのお役立ち情報です。
乾太くんはSNSで使ってよかったという声が多く聞かれるガス衣類乾燥機です。乾太くんの持ち味である乾燥時間の短さや、仕上がりの良さを維持するためには、日々の手入れが欠かせません。そこで、乾太くんの日常的なお手入れ方法やメンテナンスのタイミングなどについて解説します。乾太くん導入を考えている人やメンテナンス方法を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
乾太くんは日々のお手入れが重要
乾太くんは、ドラムを回転させながら高温の風を吹き付けて洗濯物を乾かす衣類乾燥機です。同時に排湿管からドラム内部に溜まった湿気を外に放出しているので、より短い時間で衣類を乾かすことができます。しかし、衣類から出た糸くずやほこりまで湿気を含んだ空気と一緒に外に放出するわけにはいきません。そこで、湿気を放出するための通り道にフィルターを配置し、糸くずやほこりをキャッチしています。
フィルターでキャッチした糸くずやほこりをそのまま放置すると、目詰まりしてフィルターが機能しなくなるので、日常的なお手入れが欠かせません。フィルターが目詰まりすると、湿気を含んだ空気をうまく排出できなくなってしまいます。乾燥効率が落ち、ガス代も余分にかかるうえに、本体が故障する原因ともなりかねません。乾太くんを快適に使用するためには日常的なお手入れがとても重要なのです。
メンテナンスが必要なのは3カ所
乾太くんの部材の中で、定期的なメンテナンスが必要となるのは主に3カ所です。それぞれ、どこにどのようなメンテナンスが必要なのかを紹介し、お手入れ方法についても解説します。
糸くずフィルター
糸くずフィルターの位置は乾太くんのタイプによって異なります。付いている場所は、スタンダードタイプなら庫内の奥、デラックスタイプなら前面扉の裏または、庫内の手前側です。それぞれのお手入れ方法について見ていきましょう。
スタンダードタイプのお手入れ方法
庫内の奥にある青い糸くずポケットは、中央のつまみをつまんで手前に引っ張ると外れます。内フィルターを糸くずポケットから取り外してほこりを取り除きましょう。フィルターの表面をティッシュで軽くこすると、糸くずやほこりがごっそりまとまって取れるので、掃除自体は決して難しくありません。綿棒や歯ブラシ等を使ってこすると細かいところまできれいになります。詳しいメンテナンスの方法は取り扱い説明書に記載があるので、始める前に確認しましょう。
中性洗剤などを使ってフィルターを水洗いした場合は、しっかり乾かしてから取り付けるようにします。糸くずポケットに内フィルターを取り付けて元の位置に戻せばお手入れ完了です。糸くずポケットを戻すときは、カチッと音がするまでしっかり押し込みましょう。
デラックスタイプのお手入れ方法
2023年6月までのデラックスタイプは、前面扉の裏側に白い糸くずフィルターが付いていて、糸くずポケットの取っ手を持って手前に引っ張ると外れます。内フィルターも、中央にあるつまみを持って手前に引くと外れるので、内フィルターを取り出してください。フィルターの掃除方法はスタンダードタイプと同じです。
詳しいメンテナンスの方法は取り扱い説明書に記載があるので、始める前に確認しておきましょう。ほこりを取り除いたら元の位置にはめます。
2023年7月にリニューアルされたデラックスタイプは、お手入れの方法がさらに簡単になりました。庫内の手前側にワンタッチオープンのボックス型糸くずフィルターが搭載されているので、中央の持ち手を引き上げて取り出してください。糸くずポケットが無くなり、取り出したボックス型フィルターを開いてほこりを取り除くだけでお手入れが終わります。ほこりを取り除いたボックス型フィルターを元に戻せばお手入れ完了です。
吸気フィルター
吸気フィルターは、室内のほこりが乾太くんの内部に入らないようにするためのフィルターです。吸気フィルターの位置もタイプによって異なります。スタンダードタイプは底面、デラックスタイプは左側面です。いずれのタイプも手前に引き出すと吸気フィルターが本体から外れます。歯ブラシや掃除機を使ってほこりを取り除いてください。
ほこりの量が多い場合は、あらかじめティッシュなどでほこりを取り除いてから、歯ブラシや掃除機を使ってきれいにします。詳しいメンテナンスの方法は取り扱い説明書に記載があるので、始める前に確認しましょう。掃除が終わったら、スタンダードタイプは水平に、デラックスタイプは垂直に奥まで差し込んでください。
排湿管からパイプフードまで
湿気を含んだ空気と共に糸くずや布ぼこりが通過する排湿管はほこりが溜まりやすい場所です。しかし、取り扱い説明書には排湿管からパイプフードまでのお手入れ方法が記載されていません。それは、パイプフードが外壁の高い位置にあり、業者の専門的なメンテナンスが必要な部位だからです。無理に自分で掃除しようとせず、定期的に業者にメンテナンスを依頼するようにしましょう。
排湿管が詰まると乾太くんの操作パネルにエラーコードが出ます。排湿管のつまりが原因で出るエラーコードは05、14、15、32、61などです。他の原因でも出るエラーコードですが、これらのエラーコードが頻発する場合は、排湿管が詰まっている可能性が高いと言えます。
放っておくと危険なので、繰り返しエラーコードが出るようなら、乾太くんの取り扱いがあるお近くのガス会社に問い合わせてみてください。
富士市・富士宮市にお住いの方は、富士酸素工業株式会社が承ります。
お手入れの頻度は?
糸くずフィルターのお手入れは使用するたびに行うのがおすすめです。しかし、1日に何回も使用する場合は、最後にまとめて掃除しても構いません。それが難しいようなら、次に使用する直前でも構いません。とにかく、乾太くんを使用するときは、フィルターがきれいな状態で使い始められるようにすることが大切です。
吸気フィルターのお手入れは月1回くらいがおすすめですが、床掃除や室内の空気清浄が行き届いていれば、2~3カ月に1回でも良いかもしれません。ただし、最初の1カ月でどれくらいほこりが溜まるか確認してみてください。想像以上にほこりが溜まっているようであれば、1カ月に1回のペースで掃除することをおすすめします。排湿管のメンテナンスは3カ月に1度、最低でも半年に1回はメンテナンスを依頼するようにしてください。
お手入れ方法についてもガス会社に質問
乾太くんは、定期的にお手入れすることで、抜群の乾燥効率を維持することができます。もし、取り扱い説明書を読んでもメンテナンスの方法がわかりにくい場合は、お住まいの地域にあるガス会社に問い合わせてみるとよいでしょう。
富士市及び富士宮市にお住まいの方は、富士酸素工業株式会社にお任せください。ご相談いただければ、お手入れ方法を丁寧にご説明いたします。
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