導入事例

窒素配管の延長工事

窒素配管の延長工事|静岡スマートファクトリ―.com
お客様名 静岡県東部 株式会社萩原熱処理工業所様
導入製品 窒素配管の延長工事
導入後の効果1 ガス圧力低下で器機が止まってしまうといった心配がなくなった
導入後の効果2 足が配管につまづく危険性もなくなった

お問合せのきっかけ

長きに渡りお取引きさせていただいています大事なお客様です。また、ガスや器材供給以外にも様々なご相談をいただけるなど、良きお付き合いをしていただいている企業様です。今回設備の増設に伴い使用する窒素ガス配管工事のご依頼をいただきました。

お困りごとの内容

今回新たな炉を設備する工場にガス配管は通っておらず隣の工場には窒素配管が通っているのでこの配管から分岐し炉の増設箇所へ延ばす方法をとる事にしました。ただ、炉の数が増える分ガスの使用量も増加する為、ガスを溜める予備タンクの設置も同時にご提案致しました。炉に使用する窒素ガス供給量の算出、予備タンクや配管径を選定しました。また、ガス漏れが起きない様に配管は溶接での施工としました。ガス配管の取り回しについては、日々の作業の邪魔にならぬ様、出来るだけ壁側にはわす経路をとり安全性も考慮しました。

効果

自社で工事をする事で、スケジュールの調整は臨機応変に対応する事ができ、炉の納入業者が行う設置工事時期や電気業者の配線工事時期を打合せしながら配管等の工事を完了する事が出来ました。また、予備タンクに窒素ガスを溜める事で、他の炉が同時に作動してもガス圧力低下で器機が止まってしまうといった心配もないと思います。また、溶接配管やそれを支えるサポート設置、漏れ検査など弊社1人工で施工し、しかも短期で行えたことにお客様も驚いておりました。配管経路も日々の作業の邪魔にならない場所に設置したので足が配管につまづく危険性もないと思います。お客様のイメージ通りの箇所に設置できた事、作業スピード、現場対応力にお客様にも大変満足して頂けました。

今後の展開

脱炭素化を推進しているお客様ですので、今後は電力の見える化について機械1台1台の電力量と炭素排出量を把握出来るシステムのご提案をしていきたいと思います。また、温室効果ガスが減少できる機器や環境に優しい商品の情報も随時ご案内していきたいと考えています。


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