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導入事例

床塗装(水性硬質ウレタン工法)の工事事例

お客様名 静岡県東部 食品用紙容器製造業 S様
導入製品 床塗装(水性硬質ウレタン工法)
導入後の効果1 下地と塗料がしっかりと密着したことで、重量物にも耐えられる床が完成
導入後の効果2 下塗り塗料に砂を混ぜることでパテ塗り補修時間を短縮し、1日で施行が完了

お困りごとの背景

2023年に弊社にて通路の床を塗装施工させて頂き、高評価を頂いております。
今回は以前からお悩みと伺っていた機械廻りの床を綺麗にしたいと先方様よりご相談を頂きました。

お困りごとの内容

生産作業中、機械に使用される食物由来の成分がミストとなり床に付着する事で塗料が密着しない現象が起きていました。何度もお客様が塗装をしてもすぐに剥がれてしまい長年の課題だったとの事でした。そこで床面の下地を入念に研磨機で調整し工場環境に合う水性硬質ウレタン塗料で施工する工法を推奨致しました。今回施工する床は特に状態が悪かった為、下塗り塗料に少量の砂を混ぜる事で、乾いた際に出てしまうピンホールを最小に抑えるように対策しました。
また、高額な機械が施工箇所周辺に設置してあるため研磨の際に粉塵が付着しないよう、養生にも気を配りました。

①養生作業

②下地調整・研磨作業

③下塗り作業

④ピンホール・パテ塗作業

⑤上塗り作業

効果

入念に研磨調整した事で下地と塗料がしっかり密着し重量物にも耐えられる床が完成しました。下塗り塗料に砂を混ぜる事でピンホールを抑制しパテ塗り補修時間も短縮する事が出来ました。施工面積はそれ程広くはありませんが、床の状態が悪い中で1日施工できた事に対して高評価を頂きました。
また、臭いに関しても施工中、塗料臭が全く気にならなかった事にお客様は大変驚かれていました。1箇所のみ高所より食物由来の成分が施工中に垂れ落ちていた場所があり塗料に巻き込んでしまいましたが塗料の効果が落ちる事はない旨をご理解頂きました。

次回、同様の箇所について外観修正する事でお客様にも納得して頂きました。何より先方様から『他のエリアも塗装してもらいたい』とのお声が1番の褒め言葉です。

Before

After

今後の展開

他のエリアも床塗装のご依頼を頂いておりますので引き続き丁寧に対応していきたいと思います。

また、製造ラインには様々な機械があるため、今後は最新機器の情報提供や付随する配管工事や電気工事等も併せてご提案していきたいと考えております。