知らずに損している人必見!ガスファンヒーターの魅力と安全性を紹介

記事の執筆について

この記事は、地域密着で100年以上、ガスやリフォームに関することなら何でもお任せの富士酸素工業株式会社が監修するくらしのお役立ち情報です。

皆さんは、ガスファンヒーターを使っていますか。もしかしたら、「ガス漏れが心配」「一酸化炭素中毒が怖い」という理由で敬遠している人がいるかもしれませんね。しかし、実際は、かなり安全性が高い暖房器具ですから、「危険」「怖い」というのは誤解と言わざるを得ません。そこで、今回はガスファンヒーターの魅力と安全性について解説します。

暖房器具に関する大きな誤解

風呂場の事故

「火災の危険がある暖房器具は?」という質問に対して、ガスストーブや石油ストーブなど火を使う暖房器具を思い浮かべる人が多いようです。東京都生活文化局が行った調査でも、約80%の人が石油ストーブ、約8%がガスストーブと答えていました。しかし、東京消防庁の調べによると、実際に火災の原因となっている暖房器具は、電気ストーブ(カーボンヒーター、ハロゲンヒーター、温風機を含む)が最も多く、全体の76%を占めています。2位は石油ストーブの11%、3位は石油ファンヒーター6%という結果でした。 

電気ストーブによる火災の多くは、「火を使わないから火事にならない」という誤解と油断から発生しています。同調査では、電気ストーブの場合、6割以上の人が1m未満の近距離で使用していることがわかりました。実は、東京消防庁が行った実験によって、電気ストーブに接していなくても、長時間10cm以内の距離にあれば、燃えやすいものは発火し、他のものに燃え移ることが分かっています。実際の火災も、就寝中に布団が電気ストーブに触れたり、干していた洗濯物が落下したりして起こっているケースが多いようです。 

誤解と油断から火災が発生するという点では、こたつにも同じことが言えます。こたつでも電気ストーブと同様に、ヒーターが使われているからです。ヒーターの近くに長時間物が置かれていれば、発火のリスクがあります。乾かそうとして中に押し込んだ洗濯物や、座椅子を押し入れたときに一緒に入ったこたつ布団がヒーターに触れて発火するケースが多いので、注意が必要です。

ガスファンヒーターの魅力

まず、ガスファンヒーターにはどのような魅力があるのかを紹介します。主な魅力は次に挙げる5つです。

1.     立ち上がりのスピードが速い

寒い朝や外出から帰ってきたとき、スイッチを入れてから約5秒で温風が出てくるのは大きな魅力です。

2.     省エネ暖房が可能

燃焼量をコントロールできるガスファンヒーターは、低燃費で暖房できる点も魅力です。スポット暖房、エコ運転、オートオフ機能など省エネ暖房の機能を使用すれば、さらにランニングコストを抑えられます。

3.     燃料補給の手間がなく燃料切れの心配もない

ガスファンヒーターは、ガス栓やガスコンセントにコードをつなぐだけですぐに使えます。

4.     年中出しっぱなしでOK

空気清浄機や空気浄化機能付きの機種もあります。暖房以外にも使えるので、年中出しっぱなしでも大丈夫。片付ける場所の確保が不要です。

5.     部屋の湿度を保ちながら暖房できる

ガスファンヒーターは、ガスが燃焼するときに水分が発生するため、部屋の乾燥を防げます。加湿器を使わなくても40%前後に部屋の湿度を保つことが可能です。

注目して欲しい!ガスファンヒーターの安全性

ガスファンヒーターには、次のような8つの安全装置が搭載されています。

1.     転倒時ガス遮断装置

本体が傾くと瞬時に自動でガスの供給が止まります。誤って倒したときや大きな地震があったときでも安心です。

2.     不完全燃焼防止装置

不完全燃焼が起こると瞬時に自動でガスの供給が止まります。一酸化炭素中毒を未然に防ぐ装置です。

3.     立消え安全装置

使用中に風などによってバーナーの火が消えたときには、瞬時に自動でガスの供給が止まります。

4.     過電流保護装置

異常な量の電流が流れたときには、瞬時に運転を停止させます。

5.     過熱防止装置

異常過熱が起こったときには自動的にガスを遮断して、燃焼を停止させます。

6.     停電時安全装置

運転中に停電が発生した場合は自動的にガスを止めて運転を停止します。再度通電した場合も、自動的に点火することはないので安心です。

7.     自動消火機能

消し忘れを防ぐための装置です。運転開始から3時間後、5時間後、8時間後など設定した時間になると自動的に運転を停止します。

8.     ロック機能

小さな子供やペットなどがいたずらで操作するのを防ぐ機能です。

ガスファンヒーターは安全性の高い暖房器具

いかがでしたか。ガスファンヒーターは、さまざまな生活シーンを想定して何重にも安全対策が施されていることがわかったのではないでしょうか。
もちろん、定期的に換気するなど、正しい使い方を心がけることが必要ですが、それは他の暖房器具でも同じでしょう。これを機に、安全性の高いガスファンヒーターの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

ガス栓やガスコンセントの設置・増設も可能です。ガス器具に関することなら、何でも富士酸素工業株式会社にご相談ください。