和室リフォームで快適な空間づくりを!選べる3つのパターンと費用相場

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この記事は、地域密着で100年以上、ガスやリフォームに関することなら何でもお任せの富士酸素工業株式会社が監修するくらしのお役立ち情報です。

「古びた和室をリフォームしたい」「あまり使っていない和室を使い勝手のよい部屋にリフォームしたい」という人はいませんか。和室には洋室とは違う面があり、それをよく理解したうえでないと、うまくリフォームできません。この記事では、和室リフォームで変えられる点や費用の相場などについて解説します。和室リフォームを検討している人は、ぜひ参考にしてください。

和室リフォームの基本パターンは3つ

和室リフォームのパターンは大きく分けると3つです。それぞれのパターンでどのようなことができるのか、見ていきましょう。

和室をきれいにリフォームする

古びた和室をきれいな和室にリフォームするパターンです。次のようなリフォームが考えられます。

  • 畳をリフォームする。
  • 壁を塗り替える、張り替える。
  • ふすまや障子を張り替える。
  • 天井を張り替える。
  • 掘りごたつにする。
  • 床の間を作る、あるいはなくす。
  • 全体的なデザインを変える。

和室を洋室にリフォームする

あまり使わない和室を使いやすい洋室にリフォームするパターンです。次のようなリフォームが考えられます。

  • 畳をフローリングなど洋風の床にする。
  • ふすまや障子などを洋風の建具に替える。
  • 壁や天井を洋風のクロスに張り替える。
  • 押入れをクローゼットにする。
  • 窓の障子をカーテンやブラインドにする。
  • 全体的に解体して、床、壁、天井すべてを洋風に作り変える。

和室を和モダンな空間にする


古びた和室を和モダンな空間に作り変えるパターンです。次のようなリフォームが考えられます。

  • 畳を琉球畳にする。
  • 押入れをクローゼットにする。
  • 壁をクロス張りにする。
  • ふすまや障子を別の建具に替える。
  • オーソドックスな照明をおしゃれな照明にする。
  • 部分的にリフォームするか、全体をリフォームするかによって費用が大きく変わる。

畳のリフォーム

畳のリフォーム方法は以下の4種類です。

裏返し

裏返しは、2〜5年経過した時に、既存の畳を裏返して畳縁を新しいものと交換する方法です。
1畳当たり3000〜5000円が目安になります。作業は1日で完了します

表替え


表替えは、4〜8年経過した時、あるいは裏返しから5年前後経過した時に、既存の畳床を活かして、畳表と畳縁を新しいものと取り換える方法です。畳の数にもよりますが、作業はたいていの場合1日で終わります。
費用の目安は、1畳当たり5000〜2万円です。イ草の品質次第で、高級品はさらに値段が高くなります。

新調

新調は、10年〜15年経過した時に、畳床も含め、全体を新しくする方法です。
費用は、1畳当たり1万〜3万5000円が目安ですが、イ草の品質次第で、高級品はさらに値段が高くなります。施工期間は2日〜10日ですが、作業は畳店で行い、新しい畳ができた後で入れ替えをするため、部屋から畳が無くなることはありません。

畳からフローリングに張り替え

畳のリフォームとしては、畳を敷くのをやめ、フローリングなど洋風の床にするという方法もあります。畳を敷いていた床をフローリングにする場合のメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット:高さを廊下や他の部屋と合わせられる。カビが発生しにくい。手入れしやすい。
デメリット:防音性や保温性が下がる。下地の状態によっては修繕や補修にお金がかかる。

選ぶフローリングの種類によって機能や価格の差があります。6〜8畳間で、費用は20万〜40万が目安で、施工にかかる期間は1〜3日です。クッションフロア等に張り替える場合は、8〜18万円とかなり安くなります。

壁のリフォーム

壁の塗り替えや張り替えをする場合は、壁材の種類によって相場が異なります。和室の塗り替え、張り替えに用いる壁材の種類ごとに、特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。

砂壁

砂壁とは、色砂や色ガラスの粉を糊で練って塗り上げた壁のことです。

・メリット:高級感があり、防火性や調湿性に優れている。有害物質が出ない。
・デメリット:時間が経過するとはがれやすくなる。定期的なメンテナンスが必要。

6畳間の場合、費用は5万5000円〜15万円、工期は2〜4日が目安です。

土壁

土壁とは、色土や江州白土などの土を練り上げた壁のことです。

・メリット:独特の質感を楽しめる。断熱性が高く、生活臭を吸収する。
・デメリット:時間が経過するとはがれたりひびが入ったりしやすい。

6畳間の場合、費用は5万5000円〜15万円、工期は2〜4日が目安です。

漆喰

漆喰とは、消石灰と砂、糊、水を練り合わせて塗り上げた壁のことです。

・メリット:耐久性が高い。劣化しづらい。調湿性が高い。燃えにくい。抗菌作用が高い。消臭効果もある。 塗り方次第で風合いを出せる。モダンな印象になる。
・デメリット:施工時に手間がかかる。費用が高い。高い技術力を持った左官屋が少ない。

6畳間で、費用は8万〜20万円、工期は2〜4日が目安です。

珪藻土 

珪藻土とは、珪藻を石灰や粘土を練り合わせ、塗り上げた壁のことです。

・メリット:調湿性と消臭性が高い。耐火性や断熱性、防音性もある。塗り方によって独特の風合いが出る。カラーバリエーションが豊富。
・デメリット:粉が落ちやすい。シミやひび割れができやすい。職人の技術の差が出やすい。初期費用が高い。

6畳間で、費用は6万5000円〜14万5000円。工期は2〜4日が目安です。

クロス


クロスは、洋間などにも使用される一般的な壁紙です。

・メリット:純和風から、和モダン、洋風までデザインが豊富。手入れが簡単。初期費用が安い。依頼できる業者が多い。
・デメリット:耐久性が低いため、調湿性や防火性が劣る。張り替えのスパンが短い。長い目で見ると費用面は他の壁材と変わらなくなってしまう。

6畳間で、費用は4万〜12万円、工期は1〜2日が目安です。

その他のリフォーム

畳や壁以外にもリフォームの対象となる場所があります。それぞれのリフォームについても何ができるか見ていきましょう。

ふすまのリフォーム

ふすまには、本ふすま、戸ふすま(板ふすま)、量産ふすまという種類があります。
骨組みのある本ふすまは張り替えが可能ですが、ベニヤ板が入った戸ふすまや、段ボールや発泡スチロールが芯になっている量産ふすまは重ね張りしかできません。
重ね張りができる場合でも、ふすまが重くなるので、1〜2回が限度です。
ふすまのリフォームはふすま紙のグレードによってかかる費用が大きく変わります。相場は和紙のふすま紙で1枚当たり850〜1万5000円、織物のふすま紙で1枚当たり1500〜5000円です。ふすまは、洋風の引き戸やドアにリフォームすることもできます。

障子のリフォーム

障子のリフォーム方法は次の4パターン考えられます。

1.      既存の障子を張り替えたり補修したりする

破れた障子紙を張り替えたり、組子や桟を補修したりしてきれいにする方法です。障子の張り替えは1枚当たり2000〜8000円が目安。組子や桟の修理は1万5000〜5万円でできます。

2.      デザイン性の高い障子に取り替える。

シンプルな障子を、おしゃれなデザインの障子に交換する方法です。荒間障子は1枚約2万円、雪見障子は1枚3万〜4万円で交換できます。本体はそのまま使用して、障子紙をおしゃれで破れにくいものにする場合は、障子紙が1枚3000〜5000円、張り替え費用が3000〜8000円です。

3.      内窓やブラインドを設置する

障子を外して内窓やブラインドを設置する方法です。この場合、窓の大きさによってかかる費用が大きく変わります。リフォーム会社に相談して、見積もりを取りましょう。

4. 障子を取り払って和室を洋室にする

障子だけでなく、和室全体を洋風に変える方法です。この場合は窓の数や部屋の広さによって費用が大きく違ってきます。リフォーム会社に相談して、見積もりを取りましょう。

天井のリフォーム


和室で一般的な敷目板張りの天井をリフォームする方法は、大きく分けて「塗装仕上げ」「クロス仕上げ」「化粧板張り仕上げ」の3種類です。それぞれの費用と工期の目安は以下の通りです。

  1. 塗装仕上げ:6畳間で費用の目安は2〜3万円。工期は1日。
  2. クロス仕上げ:6畳間で費用の目安は3〜4万円。工期は1日。
  3. 化粧板張り仕上げ:6畳間で費用の目安は20万円前後。工期は約3日。

洋風に仕上げたい場合はクロス仕上げ、和風に仕上げたい場合は化粧板張り仕上げが向いています。

押入れをクローゼットに

押入れをクローゼットにする場合の費用は8万〜20万円が目安です。ただし、扉の枚数や素材、棚の数、クローゼット内に貼るクロスのグレードなどによってかかる費用が大きく変動します。それぞれの工程でかかる費用の目安は以下の通りです。

  • 押入れの解体・撤去:1~3万円
  • 棚板やパイプの設置:1万5000~2万円
  • クローゼット内の壁や床の補強:1~2万円
  • 扉材本体価格+取付工事費:6~10万円
  • 廃材処分などの諸費用:約2万円

なお、工期は工事内容次第です。扉の交換だけなら1日、一般的な工事で約3日、手間がかかる工事の場合は数週間かかることもあります。

和室リフォームはプロの手に任せよう

和室と洋室では壁や床の構造が異なるため、施工する前に補強や断熱、防音対策が必要な場合があります。
安くリフォームしようとしてDIYすると、快適性が失われる可能性が高いので、和室リフォームはプロの手に任せるのが無難です。
失敗してから業者に依頼するとかえって高くつきます。予算でどこまでの和室リフォームが可能か、実績のある業者に相談してみましょう。

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