ガスボンベを廃棄する前に知っておきたい!正しい捨て方と処分費用

記事の執筆について

この記事は、地域密着で100年以上、ガスやリフォームに関することなら何でもお任せの富士酸素工業株式会社が監修するくらしのお役立ち情報です。

ガスボンベやスプレー缶などは捨て方を誤ると危険です。しかし、正しい捨て方がわからないという人もいるのではないでしょうか。そこで、今回はガスボンベの正しい処分方法と処分にかかる費用について解説します。ガスボンベを処分しようと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

排気ガスボンベ

使うと危険なガスボンベとは?

ガスボンベを処分するのは、中身を使い切ったときばかりではありません。使えるかどうかわからないから、念のため処分するということもあるでしょう。では、使うと危険なガスボンベとはどのようなものなのでしょうか。処分した方がよい危険なガスボンベの特徴について解説します。

使用期限を過ぎているもの

実は、カセットコンロのガスボンベは長期間置いておくと未使用でも使えなくなってしまいます。と言っても中身のガス自体が変質するわけではありません。ガス漏れを防止しているゴムパッキンの劣化により、使うと事故が発生する恐れがあるのです。カセットコンロ用ガスボンベの使用期限は製造から約7年が目安となっています。カセットコンロの底に製造年月日の記載があるのでチェックしてみましょう。例えば、イワタニのカセットボンベは西暦年で製造年が記載されています。数字と一緒に記載されているアルファベットは製造年月日とは無関係なので、数字だけ見て判断してください。

ガス缶に変形やサビがあるもの

変形したガス缶は使用時にガス漏れの心配があります。無理やり装着すると、カセットコンロ本体を傷つける可能性があるので、使わないようにしましょう。錆びができているガス缶も使わない方が無難です。保存状態が悪いガスボンベは、温度変化でできた結露によって表面に錆びができます。つまり、ガス缶についた錆びは保存状態が悪かった証拠なのです。錆びのできたガス缶は、ゴムパッキンが劣化していたり、鉄製の缶が腐食して部分的に薄くなっていたりする可能性もあります。カセットコンロに装着して圧力や熱が加わると危険です。

捨てられたガスボンベ

ガス缶の正しい捨て方は?

空になったガスボンベや、使わない方がよいガス缶はどのように捨てたらよいのでしょうか。間違った捨て方をすると、回収後に事故を引き起こしてしまうかもしれません。事故の発生を防ぐためにも、正しい処分方法を知っておきましょう。

ガスボンベやスプレー缶は何ゴミ?

実は、ガスボンベやスプレー缶の取り扱いは自治体によって大きく違います。燃えないゴミとして捨てるところもあれば、資源ゴミとして捨てるところもあるので何ゴミとは一概に言えません。中には、「スプレー缶は回収しますが、ガスボンベは回収しません」という自治体もあります。引っ越し前と引っ越し後では、扱いが全く違うということもあるので、必ず自分が住んでいる自治体の処分方法を確認してください。異なる下処理をしたガスボンベやスプレー缶が紛れ込んでしまうのが、回収をする際には一番危険です。

捨てる時には穴を開ける?開けない?

処分するガス缶やスプレー缶に穴を開けるか開けないかも、自治体によって考え方が異なります。かつては「穴を開けて捨てる」としていた自治体が大多数でした。しかし、ガス缶やスプレー缶に穴を開ける際、やけどや死亡事故が多発したため、穴あけ自体を禁止する自治体が増えています。廃棄するガス缶やスプレー缶の穴あけが必要かどうかは住んでいる自治体のルールに従ってください。もし、穴を開けるのが住んでいる地域のルールという場合は、中のガスを完全に抜ききってから穴を開けるようにしましょう。

ガス缶の穴あけ

ガス缶のガスの抜き方は?

処分するガスボンベやスプレー缶は中のガスを全部出しきることが最低限のマナーです。中にガスが残った状態で廃棄すると破裂事故につながり、回収作業をする人の命を危険にさらします。ガスボンベ、スプレー缶のガス抜きは必ず周りに火の気がない風通しの良い屋外で行いましょう。スプレー缶はボタンを押しても中身が出て来なくなれば処分できる状態です。

カセットコンロのガスボンベは、キャップを外し、先端を下に向けてコンクリートなど硬いところに押し付けてガスを抜きます。缶を振ってみて、カシャカシャという音がしなくなっていれば中身が抜けきったと判断しても大丈夫です。

ヘアスプレー

廃棄するときの注意点

まず、ガス缶やスプレー缶の中にガスが残った状態で穴を開けてはいけません。少しでも残っていたらガスが噴出するので危険です。また、キッチンなど火元が近くあるところではガス抜きをしないようにしましょう。
車やバイクなどの近くでガス抜きをするのもNGです。ガソリンに引火する恐れがあります。屋内や周りを囲まれたところでもガス抜きしないようにしましょう。風通しが悪いベランダで作業するのも危険です。ガス抜き作業が終わった後も、ガスがその場に止まる可能性があります。ガス抜きをしたことを知らない誰かがそこで火をつけた場合、思わぬ事故を引き起こしてしまうかもしれません。

業者に処分を依頼すると費用はいくら?

ガスボンベやスプレー缶のガス抜きは危険を伴います。業者に回収、処分を依頼することもできるので、ガス抜きが不安な人や、処分の準備が面倒という人は、業者に依頼するとよいでしょう。
ガス缶の廃棄を頼めるのは、処分代行を行っているガス会社か不用品回収業者です。費用は依頼する業者によって異なります。例えば、不用品回収業者に依頼する場合、基本料金3000円程度+1本300~500円くらいになることが多いようです。基本料金を取らない業者を利用する場合の費用は、1本あたり700~800円が相場になります。

ガスボンベ廃棄でお困りの方は富士酸素工業株式会社にご相談ください

富士酸素工業株式会社では、お客様ご自身で空き缶を富士酸素工業本社にお持ち込みいただける方に限り、ガスボンベの廃棄代行サービスを行っています。
対象はカセットコンロのカセットボンベ(CB缶)、アウトドア用品で使用するカセットボンベ(OD缶)です。

カセットボンベは、たとえ使用済みであっても、高温になると内部に残ったガスが膨張して爆発事故につながる可能性があります。
そのため、ご家庭に使用済みのカセットボンベの空き缶が残っている場合は、お早めに処理いただくことを推奨いたします。

もしも、カセットボンベの処理にお困りの際は、富士酸素工業へお任せください。

 富士酸素工業のガスボンベ廃棄サービスを見てみる