乾太くんを床置きするメリットは?直置きの注意点についても知っておこう

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乾太くんはSNSを中心に口コミ人気の高いガス衣類乾燥機です。「高いところに置くと手が届きにくいから床に直置きして使いたい」という人もいるのではないでしょうか。そこで、この記事では乾太くんを床置きするメリットや直置きするときの注意点を解説します。乾太くんの直置きを検討している人は、ぜひ参考にしてください。

乾太くんを床置きするメリット

リンナイ社のアンケート結果によると、乾太くんを専用台に設置する人が約6割、造作棚に設置する人が約3割で、床置きする人は約1割だけでした。しかし、床置きしたいという人が一定数いるのには何か理由があるはずです。まずは床置きするメリットについて見ていきましょう。 

落下の心配が要らない

乾太くんの本体重量は約41kgもあります。そのため、地震発生時などに重い乾太くんが高い場所から落下することを心配する人もいるようです。確かに、床置きすれば、乾太くんが落下する心配はなくなります。ですから、落下の危険がないということを重視して床置きする人がいるのも納得です。しかし、実は乾太くんのカタログには「転倒防止部材セット」も掲載されています。専用台に乾太くんを設置する場合も、落下が心配な場合は転倒防止部材を付ければ安心です。

身長が低くても扱いやすい

専用台を利用して乾太くんを設置すると、身長が低い人は庫内を見渡しにくくなります。それはSNS上でもたびたび話題になっていることで、「出し入れの時は踏み台が必要」という声も少なくありません。洗濯機の上部にある蓋の開け閉めしやすさを重視して高さを決めると、奥の方や底の手前部分が見えず、洗濯物を取り残しやすくなってしまいます。床置きすると庫内が見渡しやすくなるというのは、身長の低い人にとって大きなメリットだと言えるでしょう。床置きすることによって、子供も洗濯物の出し入れを手伝えるようになります。

圧迫感を軽減できる

洗濯機の上に乾太くんを置くと圧迫感があるという意見もあります。特にデラックスタイプの最大サイズは9kgなので、本体の奥行きも674mmとかなり大きめです。目線の高さに大きいものがあると、空間が狭く見えてしまうかもしれません。その点、洗濯機と並べて乾太くんを直置きすると、目線の高さに空間ができ、圧迫感を減らせます。ただし、直置きした場合は、目立つ位置に排湿管が来る可能性もあります。排湿管カバーを付けたり棚で隠したりするなど目立たなくする工夫が必要です。

乾太くんを直置きするときの注意点

乾太くんを直置きすることにはメリットがあることがわかりました。しかし、直置きする場合には注意しなければならないこともあります。ここからは、直置きした際に注意しなければならないことを解説します。

低すぎると洗濯物の出し入れがしにくい

乾太くんを床置きすると、腰をかがめて洗濯物の出し入れをしなければなりません。床に何も台を置かずに直置きしたら、乾太くんの扉の位置はドラム式洗濯機の扉よりも低くなります。ある程度以上の身長がある人は、腰をかがめても庫内を覗きづらくなるでしょう。また、スタンダードタイプのフィルターは庫内の奥に付いているので、置き場所が低すぎるとフィルターのメンテナンスもしづらくなります。

操作パネルが足元に来てしまう

乾太くんの操作パネルは本体の下部に付いています。スタンダードタイプの操作部は中央下、デラックスタイプの操作部は右下です。乾太くんを直置きした場合、洗濯物を出し入れする扉よりも、操作パネルがさらに下になってしまうため、しゃがんで操作することになるでしょう。また、台も置かずに床に直置きすると、表示部分が見えづらくなります。エラーコードが出た時には、番号をチェックするのにかなり苦労するかもしれません。

直置きを使いやすくする3つの工夫

乾太くんを床置きすると、場合によっては使いづらくなるということがわかりました。では、これらの問題点をどうすれば払拭できるのでしょうか。直置きを使いやすくする工夫を3つ紹介します。

上部操作パネル仕様を選ぶ

2023年7月にリニューアルされたデラックスタイプには操作パネルが上部に付いている仕様があります。操作パネル以外のデザインや性能は通常のデラックスタイプとまったく同じです。問題点が操作パネルの位置だけということであれば、上部操作パネル仕様を選ぶだけで解決できます。乾太くんを床置きすることが最初から決まっているなら、操作パネルが上に付いている仕様を選びましょう。ただし、操作パネルが上部に付いている仕様があるのは、デラックスタイプのみです。スタンダードタイプを使いたい場合は、この方法は選べません。

床置き用の設置台を作る

リンナイ社のホームページでは、乾太くんの設置例がいくつか紹介されています。プロが設計したランドリールームの設置図面が無料でダウンロードできるのでチェックしてみましょう。乾太くんの下に台を置き、洗濯機と高さをそろえて作業台を作ると作業しやすくなります。ある程度床からの高さを設けると、洗濯物の出し入れやスイッチの操作もしやすくなるはずです。ホームページで紹介されているものは、いずれも上部に棚や扉を設け、排湿管を隠す工夫がされています。使い勝手を良くしながら目立つ排湿管も隠せるので一石二鳥です。

洗濯機用防振かさ上げ台を利用

設置台を作るのはお金がかかりすぎるというのであれば、洗濯機用防振かさ上げ台を利用するのも1つの方法です。例えば、「ふんばるマン」という商品名で売られているものは、4個で荷重が150Kg、6cmのかさ上げになります。床の4カ所に防振かさ上げ台を置いて、その上に乾太くんを置くという使い方です。下に床掃除用のワイパーが入る程度の隙間ができるため、掃除もしやすくなります。振動や動作中の音も軽減できるので、音が気になる人も試してみるとよいでしょう。

乾太くん設置イメージ

置き方もガス会社に相談できます!

乾太くんを使ってみたいと思ったら、まずはお近くにあるガス会社を探して相談してみましょう。それぞれの家庭に適した設置場所や置き方を提案してもらえるはずです。富士市・富士宮市にお住まいの方は、富士酸素工業株式会社にお任せください。設置場所などについてもご相談いただければ、現場を見せていただいたうえでご提案をさせていただきます。

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