乾太くんの音はうるさい?騒音で悩まされないための対策をご紹介!

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乾太くんはSNSで話題に上がることの多いガス衣類乾燥機です。全体的によい口コミが多い印象ですが、音がうるさいという声も散見されます。本当にうるさいと感じるような稼働音なのでしょうか。そこで、この記事では、乾太くんの音は本当にうるさいのか、音のトラブルを防ぐためにはどうしたらよいのかを解説します。乾太くんの導入を検討している人はぜひ参考にしてください。

乾太くんが支持されているポイントは?

乾太くんの音について触れる前に、なぜ乾太くんがたびたびSNSで話題になるのか、どのような点が支持されているのかなど、人気の理由を知っておきましょう。ここでは支持されているポイントを3つ挙げて紹介します。

時間や天気を気にせず洗濯できるから

今や日本の家庭の7割近くは共働きだと言われています。共働き家庭は、家事を分担するのはもちろん、家事時間帯のやりくりも必要です。特に、洗濯をいつするかということは大きな問題になるでしょう。というのも、共働きだと日中2人とも仕事に出ているというケースが多いからです。2人とも仕事に出ている家庭では、日中洗濯ができません。早朝洗濯して干してから出かけるか、帰ってきてから洗濯して部屋干しするかというという2択を迫られるのがほとんどでしょう。

しかし、外干ししてから出かけると、外出中に雨が降ってきても取り込めません。帰ってきてから洗濯すると、いくら天気がよくても部屋干しせざるを得なくなります。その点、乾太くんを設置すれば、コインランドリーが家にあるようなものです。時間や天気を気にせず洗濯できます。

乾くのが早いから

小さい子供がいる家庭や家族が多い家庭は洗濯物も多くなりがちです。洗濯物が乾くのが遅いと、洗った洗濯物を乾かす場所が足りなくなります。乾燥機を使う場合は干す場所の心配はいりませんが、乾くまで時間がかかると、次の洗濯物を乾かせません。乾太くんの乾燥時間は電気ヒーター式衣類乾燥機の約5分の1、電気ヒートポンプ式衣類乾燥機の約3分の1です。洗濯物が素早く乾けば、何回洗濯機を回しても乾かす場所を気にしなくてすみます。

仕上がりがよいから

乾太くんは、高温の温風で衣類を乾かします。短時間で乾くため、部屋干しのようなイヤな生乾き臭がしません。また、乾太くんは繊維を1本1本立てながら乾かします。天日干しでゴワゴワになりやすいタオルも、ふんわりと新品のような仕上がりです。1回に入れる洗濯物の適量を守って乾かせば、シャツもシワができにくいため、アイロンがけも楽になります。

乾太くんの音はうるさい?

乾太くんがなぜ人気なのか、支持されるポイントがわかったところで、今度は乾太くんの音は本当にうるさいのかという点に触れていきましょう。2つのポイントから検証していきます。

音の感じ方には個人差がある

乾太くんの音についてSNSの書き込み等を見てみると、気になる人という意見と気にならないという意見の両方があります。うるさく感じるかどうかは個人差があるということです。稼働中の乾太くんからどれくらい離れた場所で音を聞くかということによっても、感じ方は変わってくるでしょう。

ちなみに、稼働中の乾太くんの前で音の大きさを測ると60~70dBくらいです。日常会話の音が60dbくらい、80dbを超えるとほとんどの人がうるさいと感じます。稼働中の乾太くんの音は目の前で聞けばややうるさいという程度でしょうか。そのため、洗面台の扉を閉めたり、寝室の扉を閉めたりすると気にならないという人が多くなります。音が気になる場合は、YouTube等にアップされている動画で実際の稼働音を聞いて判断するのがおすすめです。

入院病棟にも設置できるレベル

乾太くんは、病院の入院病棟にもよく設置されています。富士酸素工業株式会社のスタッフである私が入院した病院にも設置されていました。その病院では、入院患者が共同利用する洗面所兼洗濯室に乾太くんが置かれており、私が入院した部屋はそのすぐ近くでした。使用時間は9時から18時に限られていましたが、昼間も寝ている人が多い入院病棟です。それでも問題なく使えていました。稼働音はもちろん静かとは言えませんが、我慢できないかというとそこまでではありませんでした。置き方や使う時間を工夫することによって騒音は防げるレベルだと感じました。

騒音トラブルには注意が必要

乾太くんの稼働音は、乾太くんを利用する本人には気にならないことが多いようです。それは、乾太くんを利用することで得られるメリットが大きいからかもしれません。ですから、本当に気を付けなければならないのは、近隣に漏れ聞こえる音だと言えそうです。排湿フードが隣家に近い場合、隣家の人は、思いがけないタイミングで稼働音を耳にすることになります。隣家の人には乾太くんのメリットがないため、騒音だと感じやすいというわけです。

乾太くんを設置した家の中でも、近くにいればうるさいと感じる人もいます。ですから、排湿フードと隣家の居室の位置関係には注意が必要です。隣家の居室から離れていれば、問題にはならないような音でも、寝室やリビングなどに面している場合は騒音トラブルに発展しかねません。

乾太くんの音を小さくする3つの工夫

乾太くんの音は60~70dBですから10dB程度下げられれば、うるさく感じなくなる可能性があります。そこで、乾太くんの音を小さくする方法を考えてみました。小さな工夫ですが、効果的な方法なので、ぜひ参考にしてみてください。

防振・防音マットの上に設置

乾太くんの設置に洗濯機用の防振・防音マットを利用すると、ある程度の防音効果が期待できます。防振・防音マットの多くは10dB程度の防音性能があるので、きちんと設置できれば騒音とは感じにくくなるかもしれません。防振・防音マットは、荷重が十分にあるものを選びましょう。4枚で100kg以上の荷重があるものが適当です。乾太くんのサイズに合わせて、四隅に設置します。洗濯機用防振かさ上げ台「ふんばるマン」など、洗濯機を置くことを想定した防振・防音マットがおすすめです。

ファスナーやボタンを内側にして入れる

洗濯物のファスナーやボタンがドラムに当たるときの金属音が気になるという声もあります。ですから、音の発生を防ぐためにも、ファスナーやボタンがドラムに触れない工夫をしましょう。ズボンやスカートはファスナーを閉じて裏返します。シャツもボタンを留めてから裏返しましょう。少し面倒に感じるかもしれませんが、こうすることで、服同士がこすれ合って生地が傷つくのも防げます。

静音フードを取り付ける

外に漏れる音が気になる場合は、通常の排湿フードを静音フードに替えることも検討してみましょう。静音フードは、2022年6月に発売された部材です。静音フードには、通常のフードには入っていない防音材が入っています。また、通常のフードよりも排湿のための通路を長く取っているため、隣家との騒音トラブルを防止するのに効果的です。静音フードの防音効果は10dB程度になります。

乾太くんが気になるなら相談してみよう

乾太くんについて気になることがあるなら、乾太くん取り扱いがある最寄りのガス会社に相談してみるのが一番です。乾太くんの設置実績が多いガス会社なら、経験値も高く、さまざまな事例に対する解決策を持っていることでしょう。富士市及び富士宮市にお住いの方は、富士酸素工業株式会社までお気軽にご相談ください。お話を伺ったうえで、解決策をご提案いたします。

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